なんとなく発表会

フードベストを作ろう。 by コアラ

年があけると、手芸用品店では冬物の生地が投げ売り状態です。来年のために、買っておきましょう(笑)。

フリースの生地は一枚では伸びるし、軟弱ですが、表に生地をつけると丈夫になって扱いやすくなります。表地とボタンをつけただけで、ポンチョや巻きスカートに出来るし、それだけで自分だけの手作り感~。愛着も沸きます(笑)個人的にはフリースとニットの組み合わせがオススメ。ニット生地は伸びるのでちょっと縫いにくいのですが、触り心地が柔らかくてほんわりした気持ちになります(´ω`)

と、いうことで先日、300円で購入したフリースの生地と、夏の終わりに500円で購入したニット生地を利用して、フードベスト を作ってみました。

切り方(仕上がりサイズ/身丈58cm 胴回り134cm)

説明

作り方

カット
1)実線、破線全部カット。裏生地(フリース)も表生地(ニット)も同サイズ。左右対照なので裏表も気にしなくてOK。
フード
1)表生地と裏生地を中表で⾧手80cm、片側だけ縫い合わせ、外表にする。
2)フリース生地を外にして⾧手が半分になるように折り、縫っていない側を縫い合わせる。縫い合わせた部分はほつれ止めをしておくと良い。(後頭部になる部分は丸く弧に縫った方が、フード先が尖ってなくて良いかも…)
ボタン部×4つ
1)短手1辺を残して3辺を、中表に縫い合わせ、外表に反しておく。
本体
1)破線部を残して中表で表生地と裏生地を縫い合わせ、外表にする。
2)赤破線部分を、縫い代1.5cmを折り込んで型をつける。
3)赤破線部分は片側はそのまま縫い、もう片側はボタン部を均等に挟んで縫っておく。
組み立て
1)フードと本体を縫い合わせる(表から突っ込んで裏から縫い付ける。折り返した角の所がアンニュイな感じになりがちなので注意(笑))。
2)ボタン部にボタンホールを作り、ボタン部の真下にボタンを付ける。(ボタン部の⾧さ15cmですが、10cmくらいでよいかも💦)
3)脇の一番下と真ん中にスナップボタンを付ける。(脇は下半分を縫い付けても良いかも。コアラは前身ごろをマフラーにする予定なのであえて縫い付けていません。)
※『外表にする』のあと、縁にステッチを入れておくとカッチリします。

完成!

フードベスト完成

簡単なうえに、なかなかそれらしくできた気がします。(こればっかり。)

今回、生地の余った部分でくるみボタンを作ってみました。ハギレなので、ニット生地の向きが縦に伸びる方向になってしまいました。こういうのも、手作りのご愛敬ということで(笑)

実は、去年の冬の終わりにコートを買ったのですが、襟元がつまってなくて風がビュービュー吹き込むんです。風の強い日に自転車で川土手を走ると、もう寒くて寒くて!!このフードベストなら、寒い時にはフード被って耳も寒くないし、風の強い日は前身ごろを首に巻き付けてマフラー代わりにすれば胸元への吹き込みも防げるはず!

まだ寒い日もありますので、皆様もどうかご自愛ください。

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