なんとなく発表会

米の不作と曼珠沙華 by コアラ

お米の値段、急に上がりましたね。

全国的には、2023年の収穫量が少なかったうえに、円安によるインバウンドで外食の米消費量が増加して、2024年の新米が取れる前に、2023年の米が尽きそうになった ようです。市場に出回っている米の量が一時的に少なくなりました。

私的には、約1か月分の米 10㎏を3,000円 くらいで購入していたのですが、7月頃に品薄で10㎏が入手できず、5kgを2,500円程で購入。半月後くらいに折良く10㎏を4,000円ほどで購入。更に半月後に、父から米が買えないという話を聞き、同時期にテレビでも米不足が騒がれ始めた感じでした。

その後、新米が出回って【買えない】ことはなくなったのですが、【高い】💦。経済に詳しい専門家の話だと、多分今後も元の値段に戻ることはないだろうと…… 10㎏で3,000円はもう無理と( ;∀;)

まぁ、このご時世ですから、仕方がないですね~。

ご存じですか?曼珠沙華

さて、みなさんは 米と曼珠沙華の関係性 をご存じですか?

『曼珠沙華』というのは、めでたいことが起きる前兆として、天から降ってくる赤い花の名前 だそうです。一般的には『彼岸花』ともいう植物の別名 らしいです。私はどちらかというと『彼岸花』の方を使うのですが、職場にこの花を好きな人が居て、その人は『曼珠沙華』を使っています。『彼岸花』というと、なんとなくホラーっぽい イメージなので、今回は『曼珠沙華』の方を使おうと思います(笑)

実はこの花、毒性があって、田んぼの畔に植えることで、病害虫や雑草から米を守る働きがあるらしいです。しかも、不作の時にはこれを毒抜きして食べ、飢えをしのいでいたらしいんです。

曼珠沙華にとっての米の存在って、なんか面白いですよね。豊作の年には守り、不作の年には身を挺して身代わりになる。なんか『尽くすタイプ』っぽい。

この花、どこを食べるかというと、『球根のでんぷん』らしいです。

球根をおろし金かなんかですり潰して、ガーゼに包んででんぷんを採取し、流水にさらしまくって毒を抜き、乾かして片栗粉っぽくしたやつを加工して食べていたようですね。(食べ方は色々あるようですが、毒があるので、この発表だけを見てやってみてはいけません。私も実際にはやってないですから、何も保証できません💦)

すごいのは【曼珠沙華の食べごろ】すなわち、球根にでんぷんが豊富な時期が【赤い花が咲く前】の8月頃ということなんです!

新米が取れる直前の一番苦しい時に食べ頃のピークが来るあたり、もう本当によくできたパートナーですよね。頭が下がります(笑)。

折り紙で曼珠沙華つくろう!

と、いうことで 『曼珠沙華』に敬意を表して、折り紙で作って みました。

〇パーツ

  • 材料は15㎝の教育折り紙2枚。それぞれを4つに切ります。

〇花弁部

  • まずは『正方形の基本形』をつくります。
  • 『鶴の基本形』にします。翼の部分は下に折り下げておきます。
  • 写真では下の部分が花弁になります。このままでは太いので細くなるように折ります。写真の〇の部分は袋状になっているので、膨らませて三角につぶす感じです。
  • 裏表とも花弁を細くします。
  • 内側からも細くなるように折ったら、花弁を棒に巻き付けるなどして開きます。
  • 花弁は7つ作ります。

〇オシベ部

  • 残った1枚はオシベにします。細⾧くなるように8等分します。(1枚は使いません。)
  • さらに細くなるように、最後1cm程残してハサミで約4等分の切込みを入れます。
  • こちらも棒に巻き付けるなどしてクルクルにします。

〇組立

  • 花弁の切り残した部分を4つに畳んで細くし、ボンドを付けて花弁の中央の穴に突っ込みます。
  • 同じものを7つ作ります。
  • 後ろ側にボンドを付けてくっつけます。
  • 花弁パーツの下部分をあわせていきます。
  • 6個で円形になります。

〇完成

  • 最後の1個は真上の空いたところに突っ込みます。完成です。

折り紙は安全ですので、やってみて大丈夫です!(笑)

魚型USBメモリケース完成

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