ニンジンのように人を嫌いになる。
私の記憶が確かならば……
かつて、松岡英明 さんって、歌うたいの方が言っていたのですが、
「ニンジンのように人を嫌いになるっていうのはない。」
私は当時、高校生くらいだったかと思います。言わんとすることは分かるけど、正直しっくりはこないなぁって思いました。
用途の問題
ところが、最近になってようやく、しっくりくる言葉を聞いたんです。というか、ある言葉を聞いて、松岡さんのニンジンの事を思い出した。それは……
『イヌにくらべて、ネコの品種が少ないのは、ネコの用途が少ないからだ。』
用途の問題だったのか!!
松岡さんの意図が、自分の理解した意図と同じかどうかは定かではないのですが、自分の中で妙に腑に落ちたので解説します。
ニンジンとニンゲンの違い
「ニンジンのように人を嫌いになるっていうのはない。」
なぜなら、ニンゲンに比べて、ニンジンは用途が少ないからだ。
私から見ると、ニンジンの用途は料理の見た目=『色』。これだけと言っても過言じゃない(笑)そして多分、松岡さんから見たニンジンの用途は『食べる』なんですよね。ニンジンの用途が『食べる』だけなら味が嫌いならもう『絶対的にキライ』それしかない。肯定できる部分なんて微塵もないってことになります。
だけど、人は違います。一緒に話したり、ごはん食べたり、運動したり、遊んだり…… 用途がいろいろあるから、一緒に走ったら早すぎて追いつけない相手でも、話し相手にはなったりする。なかなか『絶対的にキライ』にはならない。だから、
「ニンジンのように人を嫌いになるっていうのはない。」
わけです。
一緒に居て楽しいけど、結婚は違う。ってやつですよね。飲み会にはいいけど、仕事は一緒にしたくない。とかね。ニンジンみたいにキライじゃないけど、ネコくらいの用途しか思い浮かばない人も居ますよね(笑)しかし、どうせ一緒にいるなら、飲み会にも仕事にも、何にでも一緒にいられる『用途の多い相手』がオールマイティで便利いいですよね。
悪口にならないうちに、やめておきます(笑)

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