なんとなく発表会

〇〇市民カード by コアラ

4月ですね。進級、入学、就職おめでとうございます。朝の通勤電車の中でも、新しいスーツを着た、いかにも新入社員さんを見かけるようになりました。

さて先般、子供が県外の大学に入学するというお母さんとお話をする機会がありまして、入学準備と 一人暮らし準備 が同時進行で大変そうでした。思えば去年、macacoの、たかが中学校入学準備だけでバタバタしていたわけですから、これから先が思いやられます……

印鑑証明

で、一人暮らしの部屋を借りるのに、【印鑑登録証明書(いわゆる印鑑証明)】が必要なんですね。

ご存じの方も多いと思いますが、【印鑑証明】ってなんなの? っていう方のために説明しておきます。これは、自分ではない人が自分になりすまし、勝手に大事な契約書等にハンコを押して後で『えらいこっちゃ』となるのを防ぐためのシステム です。このシステムを【印鑑登録】といいます。まず、あらかじめ『これが私のハンコです』っていうのを、市区町村役場に登録 しておきます。このハンコを【実印】と呼びます。本人の申し出があると、市区町村役場が『この人のハンコはこれだよ』って証明書を発行 してくれます。これが【印鑑証明】です。

なので、【印鑑証明】と【実印】は必ずセットで使います。印鑑証明が必要です』といわれたら、『実印をどこかに押すんだな』って思ってください。この当たり前を、実は分かっていない人が結構いらっしゃいますので、一応解説しておきました。

市区町村民カード

で、この【印鑑証明】を発行する際に便利なのが【登録証(いわゆる〇〇市民カード)】です。このカードは【印鑑登録】をした際に交付され、【証明書自動交付機】に差し込めば、【印鑑証明】以外に、住民票なんかも発行できた と思います。【証明書自動交付機】は役場の出張所とか、郵便局なんかでも置いているところがあり、役場の時間外でも稼働してたりします。

では実物の写真を添付します↓(個人を特定できる部分は付箋で隠しています。)

おもて
〇 おもて
うら
〇 う ら

ハイ。これが噂の 生分解性プラスチックカード です。

2000年初頭に環境問題がクローズアップされ、時がたつと土に還る生分解性プラスチックが注目 されました。しかし、生分解性プラスチックカードを採用していたのは全国で20か所以内くらいで、しかも どの市区町村役場でも5年以内にやめている ようです。

そんなレアレアカードが私の手元にあるわけです(笑)

これ、【証明書自動交付機】に突っ込んで大丈夫なんかい?!袋から出せるかどうかも怪しい……( ;∀;) なんか土に還ろうとして、汁がベタベタが出てます……💦

〇〇市印鑑条例(抜粋)

(登録証の引換交付)
第9条 第5条の規定により印鑑の登録を受けている者(以下「登録者」という。)は、登録証が著しく汚損し、又は毀損したときに限り、当該登録証を添えて、その引換交付を市⾧に申請することができる。
2 前項の規定による申請は、代理人により行うことができる。
3 市⾧は、前2項の規定による申請を受けたときは、登録証及び印鑑登録原票の登録事項と照合し、当該申請が適正であることを確認した上、当該申請をした者に対し、登録証を交付する。

役場に確認したら、本庁でないと交換できないそうで……結局、仕事早退しなきゃ引換交付できないと💦しかし、実は【印鑑証明】はマイナンバーカードがあればコンビニでも発行できるんです よね。

じゃぁ、このカード他に何に使うんでしょう?マイナンバーカードがあれば引換交付してもらわなくてもいいかも?日本のハンコ文化も衰退傾向にあるし、【印鑑登録】のシステム自体がなくなる可能性もあるのかも?

まぁ、macacoの一人暮らしが決まったらその時にまたバタバタすることにします。(笑)

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