節足動物
さて、皆さん 節足動物 は得意ですか?
私が子供の頃は、夏休みといえば『虫取り』がポピュラーな遊びでした。カブトムシとか、クワガタムシ、カナブン、セミ、バッタ、カマキリ……水辺では、タガメやタイコウチ、ミズカマキリにカブトエビなんかもよく採った気がします。
アメンボは「『カンロ飴』の匂いがする~」って捕まえて匂った人も多いのではないでしょうか?あと、空の植木鉢をひっくり返して、底の穴から捕まえたトンボをどんどん入れて、植木鉢を取ったらトンボがふわふわっと飛び出す。って思って大量のトンボを投入して植木鉢を外したら、中で トンボ団子 ができてて、気持ち悪さと罪悪感でテンションが下がった人とか。
……節足動物ものの黒歴史は多いはず(笑)
大人になって……
成⾧とともにだんだん採らなくなりましたが、macacoが生まれると、やっぱり子供は虫好きなんだろうなぁって思って、また取り始める。ダンゴムシとかテントウムシとかは庭でよく2人で捕まえました。
ある日の夕方、保育園にmacacoを迎えに行くと、玄関の柱に大きなカマキリが止まっていました。
これは喜ぶぞ!
と、思って捕まえたところ、お迎えに来ていたお母さんたちがドン引き💦
「いや~、こっち向けないで」
「あっち行って~」
阿鼻叫喚地獄絵図💦💦
macacoにまで「怖い」って逃げられ、なんだかいじめっ子状態になったのを覚えています。女子の群れにトカゲを持ち込んで先生に告げ口されていた男子っていましたよね。今ならあの男子に悪気がなかったかも知れない事が分かります……(笑)
先般、父と電話で話をした際に、そろそろキリギリスを採集に行こうと思っていた矢先、いつもの採集場所に雑草刈りが入っていて採れなかったそうです。だんだん暑くなってきたし、キリギリス欲しいのにって、言ってました。やっぱり男子はいくつになっても虫取りなんですよね~。うちだけですか?!(笑)
私自身も、虫が好きってことはないですけど、嫌いではない。理科の成績は比較的良かった。どちらかというと、生物は得意な方だと自負していました。しかし先日、齢50にして久々に初見の節足動物に出くわしました!
おなかの部分が淡水パールみたいな蜘蛛 です!
ナニコレナニコレ?!


ちょっとピンボケしてて見えづらいと思いますが、検索した結果『シロカネイソウロウグモ』かと思います。
比較的ポピュラーな蜘蛛らしいんですけど、私は初めて見ました。ジョロウグモなんかの巣に住み着いている らしいです。托卵するカッコウにも驚きましたが、他人の巣で生活するヤツって蜘蛛にもいるんですね(笑)
節足動物が多様性に優れた種族だというのは知っていましたが、こんな身近にまだまだ知らないヤツがいるなんて、驚きました。
肉眼で見たら、ちょっと感動するくらい不思議な感じがします。良かったら皆さんも、この夏は童心に還って探してみてください。
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