冤罪死刑①
先般、裁判のやり直しがあって、判決が出たばかりの 冤罪死刑事件 がありましたね。あれが気にって仕方がないので感想を発表します。
まずは事件を概略で説明すると……会社役員一家4人が殺害された事件で、犯人として死刑が確定していた方が無罪を主張して裁判のやり直しを訴えていた事件が約60年経った今頃になって、無罪となったという事です。(袴田事件)
刑事事件の裁判っていうのは『この事件の犯人はこの人っぽいからこのくらいの罰にしたい』と警察が言うと、裁判所は警察と、容疑者の弁護者から話を聞いて『この人が犯人ということで間違いないっぽい』ってなったら、どのくらいの刑が適当かを決めるわけです。
で、今回のやりなおし裁判で決まったのは、『当時の証拠では犯人っぽくなくない?証拠っていうてたヤツ、捏造っぽくない?!』って事なんです。『犯人ではない』ではなく『犯人とは断定できない』って話なんですよ!!だって真犯人が見つかってないんだから!素人の私が思う事は、捏造のおかげで58年間捜査が止まっていた真犯人はどうなってんの?!って何か煮え切らないのと、冤罪めっちゃコワイやんって事なんですよね💦
他人事ではない!
私が小中学生の頃、友達の誕生日といえば、プレゼントは最寄駅向こうのサンリオショップが熱かった。相手が女子だろうが、男子だろうが、サンリオショップで買えばまず間違いがないような時代でした。当時、他のクラスメイトより幾分お小遣いの少なかった私は、誕生日プレゼントを買いにいったショップで恐らく、はた目から見れば奇妙な行動をとっていたと思われます。
- ① 店の中を隈なく物色。
- ② 気になった商品を手に取って価格を確認。
- ③ 一旦置いて、鞄から財布を取り出し、残金を確認。
- ④ 店内を再度回遊しながら、残金で今月の友達との交友を惨めと思われずに過ごせるかをシュミレーション。
- ⑤ 再度、当該商品を手に取り、店員さんの位置を確認。(店員さんは大抵、レジにはおらず、商品を並べなおしたり棚の整理をしていた。)
- ⑥ 購入前に再度、財布の残高を確認。
- ⑦ 商品を持ったまま、レジではなく、店員さんの元へ行き、『これください』と言う。
客観的に見て、万引きっぽい(笑)。商品を手に持ったり置いたり、鞄の中をゴソゴソしたり、一旦置いて店内や店員の様子を探って、手に持って棚から離れ、レジでもないところへ持って行こうとする。
どうやら万引きを疑われているらしいと気づいたのは、友達から指摘 されてからで、それを聞いてからはこちらがビクビクするので更に挙動に怪しさが加わってぱっと見『間違いなく万引き』くらいに見えていたと思います(笑)。
母にそんな話をすると、『悪いことをしていないんだから、堂々としていればいい』と言われたのですが……実は世の中には 死刑が執行された後に冤罪が確定 したケースもあり、悪いことをしていないからといって、堂々とはしていられないのも現実。
言いたいことがまだあるんですが、⾧くなったので個人的なボヤキの続きは次回にしたいと思います💦

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