冤罪死刑②
さて、前回言い足りなかった『冤罪死刑』の続きです。
茶の間でテレビを見ながらアラフィフ世代がぼやいているだけなので、そのくらいの軽い気持ちで見てもらったらと思います。
疑う側にも問題がある!
誤解というのは、誤解する側にも『思い込み』がある んじゃないかと思います。『ボクサーは腹が立ったら相手を殴るんでしょ?』とか『貧乏人は万引きするでしょ?』とか……。誤解される側だけが気を付けていれば良いという問題でもない部分があります。
『腹が立ったら人を殴るんでしょ?』って言う人は多分、その人自身が腹が立ったら殴るか、殴りたいと思ってるって事なんですよね。腹が立っても殴らない人には そもそも殴るっていう発想自体が浮かんでこない ですからね。
私だったら、腹が立ったらもうその人のことは極力避けます。もう口を利かない。話しかけられても当たり障りのない返事しかしない。殴ったら手が痛いし、自分の立場も悪くなるし、何も得がないのに、何で腹が立ったら殴るなんて考えが湧いてくるのか分からないですね。そういう誤解は、『誤解している側の人の本質を表している』んじゃないかと思います。
あと、個人的な考えですが、貧乏人には『清貧』(清く正しくお金なく)のプライドがあります から、非貧乏な方が想像するほどには万引きはしないんじゃないかと思います(笑)。
とはいえ、捏造は論外としても、ある程度アタリをつけて、威圧的にいかないと白状しない人もいますよね💦冤罪というのはなかなかに難しい問題です。
蜘蛛界の冤罪死刑
最後に、最近お気に入りの 蜘蛛界の冤罪死刑 を紹介します。

『草むしりをした』回で少し紹介した アリグモ です。我が家の玄関横にも7~8月頃にウロウロしていて、毎日のように見かけていたのですが、なかなかに愛らしいヤツです。クモはアリと違って、脚が4対あるんですが、1番上の1対を触角の様に頭の上に持ち上げてアリのフリ をしています。なんかいじらしく無いですか?
アリグモは ハンタータイプの蜘蛛なので、ジョロウグモみたいなベタな蜘蛛の巣は作らず、アリに跳びついて噛みついて捕まえます。アリの抵抗を抑えるためにグルグル回ってなんだか面白いです。見つけたら是非観察してみて欲しいです。
さてさて、この可愛い アリグモは、ヒアリと誤認されて駆除されるケースが相次いでいた ようなんです。皆さんも、ヒアリかと思ったらよく観察してから対処してくださいね。
※「蜘蛛の巣がイヤだからまとめて駆除する」という方。上で説明した通り、アリグモは捕食のために巣を張りません。部屋の片隅にある蜘蛛の巣や、あなたの顔や腕に絡まった糸。これらがアリグモのものである可能性は少ない。無益な殺生を回避することを、少し考えてみてください。
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