自分の読みまつがいでいうと、⾧寿番組『笑点』の『大喜利（おおぎり）』をずっと『だいきり』と読んでいました。なんか肉屋みたいだなぁって（笑）

小説を読んでいると、漢字が読めなくても 漢字自体の意味が分かるから話は理解できるということが良くあります。性格が適当なため、何と読むのか正式なところを調べずに居るので、読みまつがいは多分すごく多いですね（笑）

以前に、政治家の麻生太郎さんが「未曾有（みぞう）」を「みぞうゆう」と読んで笑いものになっていましたが、ちょっと同情します。

あと、小学校低学年の子供がおやつで、ホットケーキに『じゅんわく』をかけて食べたと言ったので、何かと思ったら『純粋はちみつ』だったのは、可愛かったですね。

語彙力のなさからくる聞きまつがいは面白いですね。知らない言葉を知っている言葉に置き換え てきたりします。

「『南極ゼット』は医療器具だった」って話をしていたら、二十歳前の女性が「『南極ゼット』って何？」って言うので『ダッチワイフ』と答えたところ、「『丁稚ライフ』って何？」って返ってきました💦『丁稚ライフ』って語感がジワリます（笑）

高校生の頃、同級生が『こむら返り』を『コブラがえり』と覚えまつがえていて、「ふくらはぎの形が蛇のコブラに似てるからそう言うのかと思っていた」らしいです。なるほど～って、関心しました。

『接着剤』を『めっちゃくさい』って言ってた子供がいましたが、絶妙ですよね。接着剤って確かにめっちゃ臭いもの（笑）

「幼稚園バスの運転手さんが、時々『妖怪きました』って言う」って言ってた子供が居ましたが、それは多分『了解しました』だと思います。『妖怪きました』やったらコワすぎる。

一時流行した『おさわりなめこ探偵』のテーマソングの歌いだし「♪急がば回れの～」を『一生河童ママレモン』って歌っていた子供を知っています（笑）『一生河童』って何か屈辱的ですよね。「そんな事やらかお前は一生河童なんだよ！」って感じ（笑）

個人的に一番指摘したい言いまつがいが『おっしゃられた』です。

私の記憶が確かならば、敬語を習った時に、かえって失礼になるので決してやってはいけないのが二重敬語だと習いました。『おっしゃった』と『言われた』の2つの敬語を合体させた『おっしゃられた』は間違いなく二重敬語だったはずなん です。

しかし、最近はテレビでもコメンテーターの方が平気で使っています。誰も指摘しないんですかね？あるいは使っても良いルールになったんですかね💦

これも、私の記憶が正しかったらなんですけど、二重敬語ってたしか、天皇にのみ使用可能だったはず なんです。ってことは、自分にとって生き神様的な存在に対して使うのはアリなのかなぁって解釈もできるのかも知れません。

誰かに「コアラさんが今おっしゃられたんですけど」って言われたら、「チン的には～」って返してやろうと思って待ち構えてるんですけど、コアラは人からそんな崇められるキャラじゃないので、今のところまだ言われたことはないです（笑）

言いまつがいは恥ずかしいので、みなさん気を付けてくださいね。

では最後に、最近聞いた言いまつがいを紹介します。じわじわ効いてくるので、思い出し笑いに気を付けてください。

「お母さんが残業すると、家事がおごそかになる。」

お母さんはいつも忙しいので家事は騒々しいことが多い。残業するお母さんを家族が手伝って、いつもより厳かになるのは良いことですね。（笑）