なんとなく発表会

夏の節足動物2025 by コアラ

さて、8月もおわり、体が暑さに慣れてきたせいか、幾分過ごしやすいような気がしてきます。

草むしりの時にも 節足動物 が結構いたんですが、道を歩いていても割と蜘蛛や昆虫を見かけます。

セミなんかは夏の初めと終わりでは、鳴いている種類が変わってくるので、鳴き声が移り変わって、季節の移り変わりを感じたりしますよね。他の虫でもそうですが、どんなに残暑が厳しくても、9月になったら秋の虫が鳴いたりします。

私なんかはいつまでも暑いと夏が終わらないなぁって思いますが、彼らは暑さじゃなくて日照時間で季節を感じているんでしょうかね?暦の秋になるとちゃんと鳴き始めます。

そんなわけで、ぼちぼち蜘蛛も少なくなってくるのかなぁって思います。

そこで、この夏に見かけたカッコイイ蜘蛛の写真 を発表するよ~(笑)

クロガケジグモ?ヤマトガケジグモ?

謎のクモ

これは、macacoが発見して撮影したものです。全⾧1cmくらいだったらしいんですが、形がもうイメージするタランチュラとまったく同じで、手足の肉厚の具合とか、毛の生え具合とか、え?オモチャ?ってくらい出来が良いですよね。

しかし、タランチュラ(オオツチグモ科のクモ)の最小サイズは3cmくらいらしいので、違うんじゃないかと。で、いろいろ調べてみたらどうもガケジグモっぽい。

毒は有るけど小さい蜘蛛なので実質的な被害はないようです。クロガケジグモは、オーストラリア原産の外来種で、関西で目撃されているそうで、撮影したのは四国なのでヤマトガケジグモかなぁって思うんですが、ヤマトガケジグモは腹の部分に白い模様があるらしい。そう思って見ると模様がないんですよね。やっぱりクロガケジグモなのかも?

それにしてもなんか形がカッコイイですよね。小さいし、このくらいなら飼育してみてもいいかも(笑)

コガネグモ

コガネグモ

でた~。

クモの絵を書いてくださいって言われたら、ほとんどの人がこのクモを書くんじゃないかってくらいイメージ通りのザ・クモ(笑)

前足の先の部分の巣が白いギザギザに見えているのは『かくれおび』といって、諸説あるらしいんですけど、紫外線を反射させる特殊な糸が貼ってあって、獲物になる虫からみると、花のように見えるとか見えないとか(笑)実はクモ自体にも紫外線を反射する部分がって、それと合わせてお花に見えるという人も居るようです。

クモって、巣にじっとしている時は頭が下で逆さ吊りになってるじゃないですか?なんでかって言うと、クモはヒトと違って、脱力状態だと手足が縮むらしいんですよね。その証拠にクモは手足を縮めて死んでるでしょ。だけど、縮めてると巣に獲物がかかった時にすぐに行動しにくい。なので、重力を利用してブラ~ンと伸ばしているらしいですヨ。知ってました?

頭に血が上ったりしないんですかね?(笑)

アリ土手

そういえば、去年一番注目していた アリグモ。今年は一回も見なかったな( ;∀;)

おまけで、今年は アリ の話もしようと思います。

実はお盆中も、うちの市町村ではごみ収集があるんですけど、燃やせるゴミを出そうとしたら、前の日に収集されるはずだったペットボトルゴミがゴミステーションに残っていたんです。

ゴミステーションはペットボトルでいっぱい。ここで燃やせるゴミを出すと、ゴミが混ざってしまう。といってステーションの外に置くとカラスの餌食になる。

できれば中のペットボトルをステーションの外に出しちゃって、燃やせるゴミをステーションの中に捨てたい。しかし、その日はコアラも仕事で、朝のバタバタにゴミを持っていつまでもステーション横で立ち尽くしているわけにはいかない……。とりあえずゴミ出しは諦めて、自宅のカーポートの奥の方に生ゴミの入ったゴミ袋を置いて出勤することにしました。

で、帰宅すると、ゴミ袋を囲むように砂が溜まっている。

ん?強風でも吹き込んだのかな?って思ってよく見ると、アリでした。アリって大きなエサをみつけたら、他の虫に持っていかれないように、砂を運んできてエサを埋めるんですよね。この時期だと、セミの死骸のまわりに砂の土手が出来てる時がありますよね。あれ、アリの仕業なんですよね。知ってるか(笑)

大量のアリがウゴウゴウゴウゴ……

なんだかムズムズしますよね。アリに運ばれる夢を見そうです( ;∀;)

あわててゴミを移動させました💦

アリ土手

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