なんとなく発表会

シアンクエイル by コアラ

今回は少しブラックなネタになります。

『松の盆栽』の話を聞いて思い出した言葉なんですが、ちょっとマニアックな『シアンクエイル』という隠語を発表しようと思います。

『Cyan quail』とは何かというと、直訳で『シアン色の鶉(うずら)』だそうです。カラープリンタなんかを触ったことがある人はご存じかと思いますが、シアン・イエロー・マゼンダは減法混色の3原色で、シアンは青っぽい色ですね。ウズラという鳥は通常は茶褐色なので、青っぽいウズラというのは変種のウズラということでしょうか……

広義では『人為的奇形』とかもっと広くして『人体改造』というような意味で使われる隠語らしいんですね。

この言葉に関しては南條範夫氏の小説『灯台⿁』(直木賞受賞)が有名ですね。あと、丸尾末広氏の漫画『トミノの地獄』でも少し触れられています。

直木賞が出てきたので、芥川賞の方も紹介すると、言葉としては出てきませんが、金原ひとみ氏の『蛇にピアス』では、スプリットタンの作り方が分かりやすく描かれていましたね。

人為的奇形

小説『灯台⿁』では、奴隷として買ってきた成人男性を喋れないようにして、⿁のような刺青を施し、頭を燭台として使って、生きた置物にした『灯台⿁』が描かれています。この小説では当の本人は『人為的奇形』であることを恥じている。

しかし、この手の話は文化的な意味合いもあったりします。

例えば『纏足』(足に包帯のようなものを巻き付けて小さな靴に収めたまま成人する習慣)だったり、いわゆる『首⾧族』(首に輪をはめていき、成人するまでに輪を増やして⾧い首にする文化を持つ人たち)、いわゆる『耳⾧族』(耳に穴をあけて重りを釣るし、耳を伸ばしていく文化を持つ人たち)とかいうような文化・習慣がありますよね。

八ツ目無名異

『るろうに剣心』にも出て来ます。『八ツ目無名異』っていう名前だったようです。腕を故意に⾧くし、しかも腕にシマシマの刺青をして、目がチカチカして腕の⾧さが分かりにくいようにしている人。

そういう文化の中で育つとそいう価値観が育つので、『人為的奇形』が良い事か悪い事かなんて概念がなかったり、逆に人為的奇形であることに誇りを感じることもありそうですよね。

植物界のシアンクエイルでいうと、松の盆栽以外にも四角いスイカっていうのもありますね。出荷時に箱詰めするのに四角かったら詰めやすいと思って四角い箱に入れてスイカを育てたら、四角いスイカはできたけど、奇形だからおいしくなかったという話を聞いたことがあります。現在では装飾品として販売されているようで、スーパーで何度か見かけました。ちゃんと消費税は10%で設定してあるんでしょうか?気になりますね~(笑)

実話かどうかは知りませんが、『箱櫃児』と言って人間の赤ちゃんを使って同じような事をしたという話が、『トミノの地獄』にイラスト付きで紹介されています。現実だったらと想像しただけで怖くて眠れなくなりました💦

生活習慣病もある意味シアンクエイル?

自分で自分の体を奇形化するっていうのはなんだかコワイなぁって思ったんですが、実は美味しいからって甘いものや脂っこいものばかり食べて肥満したり、歯磨きをさぼって虫歯になったり、お腹出して寝て壊したりとまぁ、『奇形』って程じゃないにしてもやっちゃってるよね~って思ったりして……良くも悪くも 日々の生活習慣や文化が体に影響を与える という意味ではそういうのもシアンクエイルといえなくもない気がします💦

まぁ、⾧生きの為にも生活習慣的なシアンクエイル化は避けなければいけないなぁって思います。

コアラサイボーグ

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