なんとなく発表会

昔のジムの話② by macaco

※『macaco(マカコ)=猿』

昔のジムの話②

以前のジムの先生はY先生といって、バトゥーキの迫稔雄さんと同じカポエイラ団体に所属していた。今のジムはY先生の勧めで行くことになったが、Y先生とは所属団体が違う。団体が違うと同じ蹴りでも言い方が違ったり、ジンガの形も少し違う。マンガ『バトゥーキ』で有名な『ハボジアハイヤ』も前の先生と今の先生とは形が違う。

当初は『向こうのジムではこうなのに……』と、以前のジムにこだわっていたが、今は気持ちを切り替えて頑張っている

解説:その5

さて、今日のカポエイラ解説は

『Armada = アルマーダ』

ポルトガル語で『武装した艦隊』を意味する言葉。
カポエイラを始めるにあたって 初期に学ぶ基本キックで、後ろ回し蹴り である。

~やり方~

  • ①ジンガ中、足が平行になった時、片方の足をもう片方の足の斜め前に踏み込む。
  • ②踏み込みの勢いのまま上半身を回転させる。(後ろ足側へ回転する感じ)足を動かさずに体全体をひねって、前を向くところまで回る。
  • ③初めに踏み込んだ脚を、弧を描くように放つ。上半身のひねりを戻し、その遠心力を利用して蹴る。脚は蹴るというよりは力を入れずに上げて下す感じ。軸足は軽く曲げておく。
  • ④蹴り終わった脚は軸足より後ろへ着地する。次に足を平行にすれば、そのままジンガへ繋げることができる。

ポイントは真正面まで上半身をひねってから、足を揚げること。ケイシャーダに似ているけど、違いとして ケイシャーダは半回転、アルマーダは1回転。遠心力がかかってくるので、ケイシャーダよりは攻撃力が強い。

macacoは初めのうち、踏み出した脚と回転する向きがいまいちよく分からず、踏み出す→どっち回転か考える→回る→蹴る ってなって、動きが止まってしまっていたのでちょっと難しめの技だと思う。初見では、急に横から蹴りがくる感じ。ジョーゴ中に使うと踊ってるみたいで映えるので、魅せ技ともいえる。アルマーダ→コンパッソ(メイアルーア)の連続技で回転速度を上げると、さらに攻撃力が増す。

ちなみに『メイアルーア ジ コンパッソ』は回転蹴りの一つ。今後紹介する予定だが、流派によるのか、現先生は『コンパッソ』といい、前のジムの先生は『メイアルーア』と言っていた。

今日は、ここまで!!

macacoの実演風景
〇 アルマーダをするmacaco

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