なんとなく発表会

昇段会におじゃましてきた。② by macaco

※『macaco(マカコ)=猿』

前回に引き続き昇段会の話パート2。
『Roda(ホーダ)輪』について

『Roda(ホーダ)輪』というのは みんなで輪を作ってその中でカポエイラをする場所。前の方に楽器をする人がいて その周りに カポエイラをする人が輪を作る。楽器の左右に居る人が 左右から一人ずつ 輪の中に入って カポエイラをする。自分が楽器から何人目かを見ておけば 正面に座っている 楽器から同じ数の人が自分の相手ということになる。

ホーダの中には『良い気』が溜まっている ので それを逃がさないように ホーダを作る時の列は 乱れや隙間のないように きれいに作ること。カポエイラの歌は楽器の人が歌うのに合わせて みんなでコーラスをしたり 手拍子をする。これもホーダの中に『良い気』を集めるのに 大事な事なので ホーダに入ったら ちゃんとコーラスや手拍子にも参加するのがルール

ビリンバウ(楽器)の弦が切れたりすると『悪い気』が入り込む らしく 弦がきれただけで なんだかピリピリとした空気が漂う。

カポエイラは楽しいけど こういうルールを しっかり覚えておくことも大事だと思う

解説:その12

さて、今日のカポエイラ解説は

『Cocorinha = ココリーニャ』

ポルトガル語で『ココナッツ』を意味する言葉。
カポエイラの 基本的な回避技 のひとつ。

~やり方~

  • ①ジンガ中 後ろに下げた脚を 平行に戻さずに 両足をくっつけてしゃがむ。
  • ②相手の蹴りを 小さくなって回避。(相手の蹴り足が 自分の頭上を通過するようにする。)
  • ③相手の蹴りがあたらないように よく見る。合わせて いざという時のために 手で頭をガードする。
  • ④蹴りが通過したら立ち上がって 次に足を後ろに下げ そのままジンガへ繋げる。

ココナッツの実のように 小さくなって蹴りを回避する ので このような名前がついているらしい。

ジンガとココリーニャを組み合わせるとスクワット状態になるので 準備運動や筋トレにも使える。何度もやると ヒザが笑う💦

今日は、ここまで!!

macacoの実演風景
〇 ココリーニャをするmacaco

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