なんとなく発表会

またまた誕生日会 by macaco

※『macaco(マカコ)=猿』

今週、またまた誕生日会があった。(笑)

前に紹介したが、誕生日の人はメンバー全員とゴジョをしなければならない

『Jogo=ジョゴ』は「ゲーム」という意味 のポルトガル語で、カポエイラでは 柔道の組手 みたいなもの。みんなで『Roda=ホーダ』(輪)になって、その中で2人が向かい合ってカポエイラをする のが『Jogo=ジョゴ』。普通はどちらかが、交代で別の人に変わったり、両方が同時に退場して新しい2人が入ったりする。誕生日の人がいる場合、誕生日じゃない方の人だけが入れ替わる。

今月の誕生日は、少し前までケガでお休みしていたカポエイラのメンバーの一人。若干の病み上がり感があるにもかかわらず、汗だくで頑張っていた。

ケガがぶり返していなければ良いが……。

解説:その25

さて、今日のカポエイラ解説は

『S Dobrado = エス・ドブラード』

ポルトガル語で『dobrado』は『W(ダブルユー)』のことで、「折り畳んだ」という意味もあるらしい。
『S字に折り畳んだ』という感じの訳になるのだと思う。
カポエイラの 蹴り技のひとつで、ダンスにもよく使われている

~やり方~

  • ①ジンガ中に、深めのジンガをして下げていない軸足側の手を床につく。
  • ②下げた脚を外回りで、着いた手の方へ向かって足払いしつつ、反対の手を床に着き、体重を移動させる。(上半身と下半身が反対側にいって、ねじれたようになる。)
  • ③足払いが終わったら、体のねじれを利用して、足は床につかずにそのまま切り返し、正面より反対側に着地させ、今度はこっちを軸足にして、回転を利用して、頭を低く下げて反対の足を高く上げ、そこから相手の頭をねらって蹴り下ろす。
  • ④蹴った後はそのままの回転でぐるりと回ってジンガに戻る。

初めに腰を落とした位置から、一歩踏み出した位置が軸足になるので、他の蹴りよりも遠距離攻撃 になる。相手との距離感を考えつつ、安全に蹴るようにしたい。足払いをしてから、反対側の足で蹴る二段攻撃 のイメージ。

足払いをせずに、もっと大きめの動作ですると、けっこうアクロバティックな動きになる。脚がもっと高く上がると、バク転に似た感じになり、『Cahpeu de couro=シャペウジコウロ』(皮の帽子)という技になる。

今日は、ここまで!!

macacoの実演風景
〇 エス・ドブラードをするmacaco

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