なんとなく発表会

新人と新技 by macaco

※『macaco(マカコ)=猿』

新人が増えた

最近macacoはカポエイラ終わりにジムにある器具を使って運動している。その器具は 重りをつけて引っ張って背筋を鍛える的なやつ で、最近は 30㎏前後の重りを付けて 器具を使っている。

ある日、小学2年生のHちゃんが「やってみたい!」と言うので、重りを10㎏ にしてあげると「もっと重くして」と言う。重りを15㎏ にすると、持ち上がるのは持ち上がるけど、下ろす時にはゆっくり下ろせなくて、持ち手が勢いよく戻って吹っ飛びそうになっていた。少し危なかったので補助をしてあげた。2~3回やったら「疲れた」と言っていた。さすがに小学2年生に15㎏は重すぎたようだ

最近は、更に小さい子どもや、初めての人も来るようになって、新しく難易度の高い蹴りを教えてもらう機会が少なくなった。新しい蹴りを覚えるのも楽しいけど、新しく入った人に教えてあげるのも楽しいのでまぁそれはそれで良いと思うmacacoです

解説:その32

さて、今日のカポエイラ解説は

『Parafuso troca de = パラフーゾ・トロカ・ドゥ』

ポルトガル語で、「Parafuso」は「ネジ」、「troca」は「交換」なので『交換のネジ』って感じかな。カポエイラの『パラフーゾ』という回転跳び蹴りの、着地の脚を逆にしたような跳び方なのでこの名前なのだと思う。わかりやすく言うと、けり足で着地するパラフーゾ

~やり方~

  • ①ジンガ中、後ろの足を平行に戻さずに、斜め前へ踏み出す。
  • ②踏み込みの勢いのまま、上半身を回転させる。足を動かさずに体全体をひねって、前を向くところまで回る。
  • ③初めに踏み込んだ脚を、弧を描くように放つ。上半身のひねりを戻し、その遠心力を利用して、更に遠心力を加えるように、力を入れずに脚を上げる。
  • ④先に蹴った脚が着地する前に、軸足でジャンプする。
  • ⑤回転の勢いを消さないように、ジャンプした軸足で片足ジャンプ。軸足が着地してから初めの足を着地する。
  • ⑥回転の勢いを使って、素早く前に向き直り、そのままジンガを再開する。

イメージとしては、アルマーダ中にケンケンジャンプする感じ。回転して片足ジャンプするので、バランスを崩して転ばないように注意して欲しい。勢いがついているので、転ぶと結構痛い。

アルマーダの回転を利用して蹴るシリーズ は他にもあるので、セットで覚えると良い。『アルマーダプラット』は1回転。『パラフーゾ・トロカ・ドゥ』は2回転。『パラフーゾ』は2回蹴り。『パラフーゾ・トロカ・ドゥ』は1回蹴り。違いを覚えて蹴り分けられるようにしたい。

今日は、ここまで!!

macacoの実演風景
〇 パラフーゾ・トロカ・ドゥをするmacaco

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