昭和の歌のコンプライアンス
ちょっと前に、『月曜から夜更かし』という番組のオンライン動画配信サービスを見た。『名曲コンプライアンスチェック』みたいなことをしていた。名曲の歌詞を、弁護士が聞いて、コンプライアンス違反を指摘するというもの。
例えば、「一年生になったら友達100人作って、100人でおにぎりを食べたいみたいな歌詞は、友達が100人なら自分を入れて101人だから、1人が仲間外れになっている可能性があるのでダメ。」っていうような指摘をしていた。
一番印象に残ったのは、沢田研二氏が歌っていて、阿久悠氏が作詞した『カサブランカ・ダンディ』という歌。歌い始めから「ききわけのない女のほほを1つ2つはりたおして」という歌詞 らしい。弁護士に聞かなくても、絶対ダメ!!
昭和の歌の破壊力ってスゴイなぁと思った。
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昭和世代のコンプライアンス
歌だけじゃなくて、昭和の人のコンプライアンスは今のコンプライアンスとだいぶん違うみたいで、おじいちゃんとか、おばあちゃんとかいう年頃の人はよく「男の子なのに泣いたらダメ」とか「女の子なのにケンカしたらダメ」とか言ったりする。
「男だから」とか「女だから」とか性別を理由にやっていいことや、やったらダメな事があるのは今はコンプライアンス違反になる。
刑事なのにコンプライアンス違反!
昭和の歌の面白さは、こういうコンプライアンス違反の部分もあると思う。今回は、1982年にテレビ朝日系列で放送された 特撮ヒーロー『宇宙刑事ギャバン 』のオープニング を歌ってみたので、どこがコンプライアンス違反か、考えながら聞いて欲しい。
『宇宙刑事ギャバン』
※wikipedia参考
今回は、ボーナストラックとして『FIRST TAKE』も楽しんでもらいたい。