なんとなく発表会

タイガー&ドラゴン by macaco

ちょっと前に、工藤勘九郎氏の『タイガー&ドラゴン』というドラマのオンライン動画配信サービスを見た。面白かったので紹介したい。

あらすじ

落語家の林家亭どん兵衛は、家出息子竜二の服飾店の開業資金を、ヤクザから借入する。取立に来たヤクザの山崎虎児は、どん兵衛を通じて落語の魅力を知る。虎児はどん兵衛に落語を教わる見返りとして授業料を払い、それを組への返済にあてることになる。

虎児は自身のヤクザ生活を、古典落語をベースにした現代風の落語にして寄席で披露する。その後、ヤクザの組⾧中谷謙が実はどん兵衛の大学の落研仲間だったことが発覚する。また、家出息子竜二はビンテージジーンズ欲しさに参加したイベントをきっかけに落語家の弟子としてどん兵衛の家に戻る。

寄席でそこそこの人気を得た虎児だったが、組がカチコミにあい、仕返しのために警察に捕まってしまう。つとめを終えて出所した虎児は、すったもんだの末にどん兵衛の元で落語家として生活をすることになる。

〇 主要な出演者紹介

  • 林家亭どん兵衛 = 西田 敏行
  • 息子竜二 = 岡田 准一
  • 山崎虎児 = 長瀬 智也
  • 組⾧ 中谷謙 = 笑福亭 鶴瓶 他

みどころ

  • ✔ 古典落語を 現代風にアレンジした解釈 が面白い。
  • ✔ 虎児がどん兵衛に払った授業料を、すぐに借金の返済金として回収する のが面白い。
  • ✔ 自分は現金をそのまま渡すのに、返済金として受け取る時には封筒に入れて渡すようにとスゴむ のが毎回笑える。
  • ✔ 落語の中で『反物屋の竜』という度に、「ああ、服飾店の竜二ね。」って分かるようになっている のが面白い。
  • 「タイガータイガー、じれったいガー。」という挨拶というか、決め台詞みたいなのが、癖になる

オープニングもかっこいい

オープニングに使われていた、クレイジーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』がかっこよかったので覚えて歌ってみた。(フルコーラス歌ったのでチョット長いが聞いてほしい。)

補足だが、クレイジーケンバンドのドラムとベースの二人はドラマで寄席の掃除係として出演していたらしいので、ドラマを見る人はチェックしてみると良いと思う。

『タイガー&ドラゴン』

wikipedia参考

歌: クレイジーケンバンド
作詞: 横山剣
作曲: 横山剣
リリース: 2002年(平成14年)
その他:
  • もともとこの曲は横山剣が「和田アキ子に歌って欲しい」という思いで作曲。シングルとして発表した際にはあたかも和田が歌っているかのようにレコーディングされた。
  • この曲の特徴でもある大サビのリフレインは、レコーディング・エンジニアが「俺の」というフレーズを確認するため何度も繰り返し聞いていたのを見ていた横山が、そのまま「俺の」を繰り返して後のフレーズに繋ぐよう求めたという、いわば”偶然の閃きの産物”とのこと。
〇 macaco『タイガー&ドラゴン』SECOND TAKE

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