なんとなく発表会

はじまりはいつも…… by コアラ

なんでこんな事になったのかを説明しましょう。

ある日のこと、居間で音楽番組を見ながら黒ヒョウが呟きました。

「楽器が出来たらカッコイイよなぁ。」

まぁ、これはいつもの黒ヒョウあるある。大体、年に数回はこのような内容の事を呟きます。私も確かにそう思います。思いますけど、そのためにどれくらいの情熱を注げるかってなったら、話は別。弾けるといえるほどには続かないですよね。

「ウクレレあるよ。」

こういう返しにならざるを得ない。ギターはハードルが高いから、小さくて弦の数も少ないウクレレなら何とかなるかもしれないと、過去にウクレレを購入した黒ヒョウですが、1年練習して、2年放置して、半年練習して、2年放置して、3か月やって、2年放置して……みたいなことでもう十数年が経過していますが、楽譜を見ながら簡単な童謡がいくつか弾けるという程度。楽器が弾けてカッコイイっていう状況とはちょっと違う気がします。コレ多分、黒ヒョウのサグラダファミリアなんじゃないかと思います。(笑)

「うん、ウクレレだって別に辞めたわけじゃないし、時々やったりもしてるよ。」

そんな話をしている間に、居間のテレビに映し出されたのは、ピアノを演奏する人。

そういえば、過去には、おばさんのお下がりの電子ピアノを譲り受けてきたこともありました。こちらは楽器と一緒にもらってきた『バイエル』をはじめから順番にやっていくうちに飽きた。真面目が祟った。傍から見ていて、楽しくなさそうだなぁって思ってたけど、案の定でした。

「だいたい、ピアノってハードル高くない?」

「そうかなぁ?ピアノってうか、あれ『キーボード』って言うでしょ?パソコンのキーボードだって同じ『キーボード』なんだから、タッチタイピングできる人なら弾けてもおかしくないんじゃないかと思うけどね。」

なるほど!黒ヒョウは最近パソコンキーボードのタッチタイピング練習に余念がない。タッチタイピングを徹底すれば、おのずと音楽キーボードもタッチタイピングできると?!

なんか面白そうやん!

そんな 軽いノリで始まった企画 なのです。

※『タッチタイピング』は『ブラインドタッチ』と同意です。『ブラインド』という表現がコンプライアンス違反扱いになるらしく、最近は『タッチッタイピグ』と言う方が良いそうです。

コアラ思う

lesson01 へ続く……

Topにもどる