lesson02 : きらきらぼし
と、いうことで今回は、楽譜をキーボードに置き換える方法についてです。
前回、バーチャルピアノが完成したのですが、とりあえずで『きらきらぼし』の『専用楽譜』を作成したものの、めっちゃ面倒くさいことに気づきました。
『Scratch』に表示した『きらきらぼし』の作り方を説明します。
⦅ど⦆⦅ど⦆⦅そ⦆⦅そ⦆⦅ら⦆⦅ら⦆⦅そ⦆だから~えっと⦅ど⦆は白鍵、右手の基準にしたキーだから、〖Y〗だね。じゃ、はじめは〖Y〗〖Y〗っと次が⦅そ⦆か。⦅ど⦆=〖Y〗からいって、⦅れ⦆⦅み⦆⦅ふぁ⦆⦅そ⦆4つ上がる。〖U〗〖I〗〖O〗〖P〗だから、〖P〗ね。〖Y〗〖Y〗〖P〗〖P〗っときて、次は~
途中で音が上がってんだか下がってんだか分からなくなり、「どれみふぁ」って言いながらキーを左に移動し、できたと思って弾いてみたら何を弾いているのか分からなくなり、一回コーヒーブレイクを挟んで……(笑)
これで小一時間かかりました💦疲労困憊ですよ~( ;∀;)
集中しすぎてmacacoを起こすのを忘れ、macacoが部活に遅刻(笑)まぁ自力で起きないmacacoも悪いんですけどね。
満を持して『Excel』登場(笑)
事務員としては、こんな時こそ『Excel』かなぁって思いましたよ~。
♪ = 01 対応表を作る
Scratchの音番号/ドレミ/キーボード/手の左右別で一覧表をつくりました。
どれみは、2オクターブと少し割り振れたので、どれみの前に何オクターブ目かを表示するようにして識別しました。
『Scratch』の音番号は音が高くなるほど大きくなるので、オクターブ数も音が高い方が大きくなる設定にしましたよ~。
これだけでも便利ですよね。
「右手で⦅ど⦆だから〖Y〗。次は右手で⦅そ⦆を弾きたいから〖P〗だね。」って感じで、すぐに対応できます。
♪ = 02 もっと便利に!
希望としては、⦅ど⦆⦅ど⦆⦅そ⦆⦅そ⦆⦅ら⦆⦅ら⦆⦅そ⦆って入れたら割り振ったキーが表示されて欲しいですよね。
まずは『きらきらぼし』のどれみを入力
今回は右手パートだけなのでオクターブ数は数字の〖3〗を入れて表示させます。
初めの⦅ど⦆の上に〖3〗を入れて、あとは同じ数値になるようにしました。
この場合は、右側にコピーしても一番初めに入力した〖3〗が表示されるように、【=$G$4】を書いて右側にコピーしています。
自動生成用のエリアを作って、『オクターブ+どれみ』を表示させます。今回は【=G4&G5】を書いて、右側にコピーしました。(〖$〗は付けていません。現在、どれみは右側に見切れるほど書いていますが、折り返す場合に、【=G$4&G$5】だと式を下に複写できなくなるからね。)
そして≪VLOOKUP関数≫登場!!
自動生成エリアのキー欄に、VLOOKUP関数を【=VLOOKUP(F8,$B:$C,2,FALSE)】と入れて右側に複写しました。(今回は横方向に複写するので『検索範囲』に〖$〗が必要です。また、どれみは文字の昇順には並んでいないので、『検索方法』は『FALSE』と入力しておきます。)
できたぁ♡
これで、⦅ど⦆⦅ど⦆⦅そ⦆⦅そ⦆⦅ら⦆⦅ら⦆⦅そ⦆を書き換えるだけで、楽譜が自動生成されるという寸法です。
今回なかなか事務員のスキルっぽかったんじゃない?
『Excel』って表計算ソフトですが、実は足し算や引き算だけではなく、こういう時にも便利なんですよね。是非覚えて帰って下さい。
今回作ったファイルは こちら からダウンロードできます。
『Scratch』のバーチャルピアノ
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音でタイピング練習『奏(かなで)』1 »
⇒ https://
scratch.mit.edu/projects/1205241174
⇒ https://scratch.mit.edu/projects/1205241174
lesson03 へ続く……
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