クモの子を散らす
さて、皆さん 節足動物 は得意ですか?
って、去年の夏前くらいに、最寄り駅で見つけた シロカネイソウロウグモ のお話です。
(過去の発表を参照したい方はこちら)
⮕ 制作・展示・余興>雑学系>48節足動物
⮕ 制作・展示・余興>雑学系>49節足動物(卵嚢編)
7月頃に淡水パールから足が生えているような面白いクモがいたのですが、その後見かけなくなり、8月には卵嚢(らんのう)が置き去りにされていました。
あれから約8か月
駆け込み乗車するくらいバタバタした朝を除いて、ほとんど毎日のように観察してきた卵嚢。写真を撮った最後は3月27日でした。

吊り下げられた初めの頃からすると、少し 表面が乾燥 したように見えました。あと、中に黒いものが透けて見えている気がします。クモの体が出来上がってきているのかも?
そして、先般撮影した写真がこちら。ピンチアウトしてよく見て下さい( ;∀;)

壁の汚れや、カメムシの死骸はそのままに、卵嚢だけが忽然となくなっています💦 えっと……私のシロカネイソウロウグモはどうなったんでしょう??
状況からして、駅員さんに掃除して潰されたとは考えにくい。掃除をするなら壁の汚れは無理にしても、横にぶら下がったカメムシの死骸は一緒に取り除くはず。
クモの子を散らすとはいうけど、卵嚢の外側ごと散ってしまったりするんだろうか……いやいや、きっと 孵化して元気に出て行ってしまったのでしょう。
そう思いたい!!
ただ、そうだとしてもシロカネイソウロウグモの赤ちゃんはちょっと見たかったなぁ( ;∀;)
若干の喪失感とともに、駅の案内板を見つめるコアラでした。
そのうち、駅のどこかで成体のシロカネイソウロウグモに遭遇することを期待しています。